2016年04月16日

スリランカシリーズ・その5(ダンブッラの石窟寺院)

スリランカシリーズ・その5(ダンブッラの石窟寺院)
アーユボワン(こんにちは)。
このシリーズも5回目です。
キャンディとアヌラーダブラ、古都を結ぶ幹線道路の途中にあるダンブッラはスリランカ最大の石窟寺院が有名だ。

バスで到着した場所には、遠くからでもよく見える巨大な金色の仏像があってよく目立つ。
ケバケバしいのは嫌だなあと思いながら、ここから大きな岩山を登っていく。結構歩くけれどもシーギリヤのことを思えば大したことはない。
シーギリヤ・ロックもそうだが、この国は岩の国だ。それと人工池の灌漑の国。乾季の少ない降雨を上手に利用している。
空海が中国で技術を習得して、難航していた灌漑池を完成させたという松山の満濃池も、もとはといえばこのスリランカの灌漑技術が中国に伝わったものだともいわれている。

写真のような大きな岩山の頂上付近にあるたくさんの洞窟に、極彩色の壁画と仏像が彫られている。BC1世紀から造られたという石窟群には貴重なものもあると思われるが、フラッシュ自由、触ることもできる。人間の技とはすごいものだなあとつくづく思いますね。
(縁人100号)

DSCN0620.JPG

DSCN0622.JPG

DSCN0629.JPG

DSCN0635.JPG

DSCN0626.JPG

DSCN0634.JPG

DSCN0636.JPG

web拍手 by FC2 posted by en-book at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 縁人のひとりごと

2016年04月14日

西方見聞録N スペイン広場の夕べ

ガイドブックに記載されてある教会は、可能な限り行こうと決めていたので、とにかくローマでは移動が多くなりました。
IMG_2235.JPG

IMG_2225.JPG

時にはタクシーも使いました。
イタリアのタクシーには、タクシー・ライセンス番号が車体に記載されています。
IMG_2192.JPG
IMG_2193.JPG
これらは正規タクシーの証ですので、番号があるタクシーでは基本的に法外な金額を請求される心配はありません。
この数字を運転手に聞こえるように読み上げ、乗車するのが悪質な被害にあわない方法です。数字をひかえられたら悪さはできないな、という具合ですね。

さて、街中を歩き回るとお腹が空いてきます。
後ほどパリで欲求が爆発するのですが、このあたりから日本食、特にラーメンが食べたくなってきた私は、ローマの日本食レストランにも注目していました。
歩いていると、あるではありませんか。
IMG_2234.JPG
その名も「六本本」。
ロッポッポン。
スッポッポンではありませんよ。
おそらく「六本木」としたいのでしょうが、何とも愛嬌のあるところ。
行きませんでした!

また、近くの日本食屋には「死にレモン」という謎めいたメニューがあるとガイドさんから聞いていたのですが、これ以上怪しい語呂はありません。死んだレモンなのか、食べたら死ぬレモンなのか…誤りの原型すら分からない始末です。
まだ健康でいたいのでそれ以上の詮索は止めました。

本当に一日中歩いたため、妻の靴がダメになり、急遽ローマで靴を買うことに。
タイミングよく(?)自分達がいたのは、あの「ローマの休日」で有名なスペイン広場・階段(Scalinata di Trinità dei Monti/スカリナータ・ディ・トリニタ・デイ・モンティ)でした。
1.jpg
現在では、映画のように階段でジェラートを食べることは文化遺産の保護のため禁止されていてできません。
広場の前は、正にローマの中心街といえる場所で、ショッピングゾーンとなっています。
手の届かない高級ブランド店が軒を連ねるコンドッティ通り(Via Condotti)では、買える靴があるはずもなく、少し外れた通りまでこれまた歩き、ようやく手ごろな運動靴を買うことができました。
気付けば、日も沈みかけています。
IMG_2037.JPG
大勢の観光客、地元の人々でごった返す人混みをよけ、階段を一番上まで上がって振り返り遠くを眺めると、遠くにサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見えます。ローマはなんて素敵な街なんだろうと心から感動しました。
たくさんの想い出がローマでもできました。できればもう一度戻ってきたいものです。
あの「トレヴィの水槽」で願いがかなえば…

長かったイタリア編も、これにておしまい。
次回は、いよいよあの国!?行って来ました。会えました。つづく。(縁人18号)




web拍手 by FC2 posted by en-book at 18:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 縁人18号

2016年04月12日

西方見聞録M ローマで本を買いましょ。

ローマに来ると、やはりローマの本屋さんが気になります。

まず一般書店に行きましたが、何事もなく帰りました(笑)
何も調べていなかったので、行った場所が悪かったのでしょうが良くも悪くも一般の本屋でした。
そこで次に出会ったのが、露店型の本屋さん。川沿いの通りにズラーっと本が並んでいます。
IMG_2100.JPG
販売している本も様々で価格もお手ごろなのですが、問題は店員が見つけられなかったこと。
販売スペースが広く、ずっと歩いてみてもお店の客か、観光客か、泥棒か、店員なのかもう全く分かりません。
片っ端から声をかけるのも怪しさ満点ですし、そこまで欲しい本もなかったので去りました。

本を求める旅として最後に向かったのは、地元の古書店です。
方々を歩き回ると、ありました。さすが文化都市。
IMG_2194.JPG
お店を覗くと、入り口からオーラのある本の数々が!
IMG_2195.JPG

その風格にへっぴり腰のまま入店した私は、高い鷲鼻に冗談かと思うほどずり下がったメガネをかけている店主のおじさんの風格にもやられ、帰ろうかと思いましたが、何とか踏みとどまりました。
古本屋のオヤジは、古樹のように静かか、鋭い眼光でかましてくるかの2つのタイプに分かれます。
明らかに後者のオヤジに大きな声でBuon giorno!と挨拶し(イタリアでは入店後にまず挨拶するのがマナー)、様子を伺いましたが、返事をし、じっとこちらを見た後、全く顔の向きと姿勢をを変えず手元の読書にもどりました。第一関門は突破です。調子の良い東洋人と思ったことでしょう。
さて、店内の書籍はそれはそれは凄いものばかり。何の本かさっぱり分かりませんが「ただ古いだけじゃない」感じが滲み出ており、ほころんだ革表紙や、すりきれたきつね色の書籍用紙を見るたびに、古書好きの私は思わず生唾をのみこんでしまいます。
気付くと、オヤジの視線が復活していました。

古本屋というのは不思議なものです。こだわりのあるお店は、店主が気に入った本しか置きません。
ということは、置いてある本は店主にとって一種のコレクションです。
ですから、その本を基本「売りたくない」のです。というと少し語弊があるかもしれませんが、店主にとっては、どんなやつが買っていくかがすごく気になるのです。

けっきょく私は、値段はもとより何の本かさっぱり分からず、エクスリブリス(蔵書票)の付いたカードを貰って帰ることにしました。
カードはオヤジのいるカウンターにあるので、最後に一言Grazie!というと、それはそれは渋い声で、何か立て続けに話されましたが、さっぱりイタリア語が分からない私はGrazie!Grazie!と満面の笑みで連呼し続け、最後まで調子のよい東洋人を演じながら店を後にしたのです。つづく。(縁人18号)
web拍手 by FC2 posted by en-book at 17:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 縁人18号

2016年04月09日

スリランカシリーズ・その4(仏歯寺)

スリランカシリーズ・その4(仏歯寺)
スリランカを代表する仏教寺院であり観光地である仏歯寺は、古都キャンディの湖畔に建っている。その名のとおりブッダの歯が納めてあるというこのお寺は、この国の象徴的な場所であり、仏教徒にとって聖なる場所だろう。4世紀にインドのカリンガ王がスリランカに亡命した際に、頭髪の中に隠して持ち込んだものだという。
履物を脱いで院内に入ると、参拝者で埋め尽くされ、とても身動きができないほどの人、人、人。読経の声と楽器の大音量の中を並んで、写真の2階部分にある本堂へたどり着くのに1時間以上。仏歯が安置してあるとかいう小箱をちらっとは見たもののなんだかよくわからなかった。
日本にも何か所かに仏舎利を納めてあるという場所がある。私も高野山のお寺でうやうやしく展示してあるものを見たが、米粒のようなものが見えただけだった。ある方から聞いた話だが、日本で本物とされているのは一か所だけだとか(名古屋の日泰寺)。
撮影禁止だったので、残念ながら写真は一枚だけ。(縁人100号)

DSCN0677.JPG
web拍手 by FC2 posted by en-book at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 縁人のひとりごと

2016年04月06日

スリランカシリーズ・その3(シーギリヤ・ロック)

スリランカの中央部は、文化三角地帯と呼ばれて、この国の古い都と貴重な仏跡の残る地域だ。一つの山ほどもある巨大な岩山もあちこちに散在する。その中でも、高さ200メートルもあるこの巨大な岩は、遠くからでもよく見えて圧倒的な存在感を発揮している。
5世紀の後半、他からの侵入を恐れた狂気の王がこの岩山の頂上に華麗な王宮を建てて住んだ。ほとんど垂直に立ち上がった岩壁に取り付けた階段を昇っていくと、下は断崖で思わず足がすくんでしまう。後ろから昇ってくるたくさんの観光客がいなければ引き返したかもしれない。岩の途中のくぼみに描かれた壁画「シーギリヤ・レディ」は、色鮮やかで、エキゾチックで妖艶な微笑みを浮かべている(撮影禁止)。ここが王都として使われたのはわずか11年間だったそうだが、頂上には、大きな貯水池や王宮跡が存在する。
登るには片道一時間半ほどの行程だが、今回で一番のハードな一日だった。(縁人100号)

DSCN0547.JPG

DSCN0550.JPG

DSCN0554.JPG

DSCN0557.JPG

DSCN0562.JPG

DSCN0565.JPG

DSCN0572.JPG

web拍手 by FC2 posted by en-book at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 縁人のひとりごと