2016年04月14日

西方見聞録N スペイン広場の夕べ

ガイドブックに記載されてある教会は、可能な限り行こうと決めていたので、とにかくローマでは移動が多くなりました。
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時にはタクシーも使いました。
イタリアのタクシーには、タクシー・ライセンス番号が車体に記載されています。
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これらは正規タクシーの証ですので、番号があるタクシーでは基本的に法外な金額を請求される心配はありません。
この数字を運転手に聞こえるように読み上げ、乗車するのが悪質な被害にあわない方法です。数字をひかえられたら悪さはできないな、という具合ですね。

さて、街中を歩き回るとお腹が空いてきます。
後ほどパリで欲求が爆発するのですが、このあたりから日本食、特にラーメンが食べたくなってきた私は、ローマの日本食レストランにも注目していました。
歩いていると、あるではありませんか。
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その名も「六本本」。
ロッポッポン。
スッポッポンではありませんよ。
おそらく「六本木」としたいのでしょうが、何とも愛嬌のあるところ。
行きませんでした!

また、近くの日本食屋には「死にレモン」という謎めいたメニューがあるとガイドさんから聞いていたのですが、これ以上怪しい語呂はありません。死んだレモンなのか、食べたら死ぬレモンなのか…誤りの原型すら分からない始末です。
まだ健康でいたいのでそれ以上の詮索は止めました。

本当に一日中歩いたため、妻の靴がダメになり、急遽ローマで靴を買うことに。
タイミングよく(?)自分達がいたのは、あの「ローマの休日」で有名なスペイン広場・階段(Scalinata di Trinità dei Monti/スカリナータ・ディ・トリニタ・デイ・モンティ)でした。
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現在では、映画のように階段でジェラートを食べることは文化遺産の保護のため禁止されていてできません。
広場の前は、正にローマの中心街といえる場所で、ショッピングゾーンとなっています。
手の届かない高級ブランド店が軒を連ねるコンドッティ通り(Via Condotti)では、買える靴があるはずもなく、少し外れた通りまでこれまた歩き、ようやく手ごろな運動靴を買うことができました。
気付けば、日も沈みかけています。
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大勢の観光客、地元の人々でごった返す人混みをよけ、階段を一番上まで上がって振り返り遠くを眺めると、遠くにサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見えます。ローマはなんて素敵な街なんだろうと心から感動しました。
たくさんの想い出がローマでもできました。できればもう一度戻ってきたいものです。
あの「トレヴィの水槽」で願いがかなえば…

長かったイタリア編も、これにておしまい。
次回は、いよいよあの国!?行って来ました。会えました。つづく。(縁人18号)




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2016年04月12日

西方見聞録M ローマで本を買いましょ。

ローマに来ると、やはりローマの本屋さんが気になります。

まず一般書店に行きましたが、何事もなく帰りました(笑)
何も調べていなかったので、行った場所が悪かったのでしょうが良くも悪くも一般の本屋でした。
そこで次に出会ったのが、露店型の本屋さん。川沿いの通りにズラーっと本が並んでいます。
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販売している本も様々で価格もお手ごろなのですが、問題は店員が見つけられなかったこと。
販売スペースが広く、ずっと歩いてみてもお店の客か、観光客か、泥棒か、店員なのかもう全く分かりません。
片っ端から声をかけるのも怪しさ満点ですし、そこまで欲しい本もなかったので去りました。

本を求める旅として最後に向かったのは、地元の古書店です。
方々を歩き回ると、ありました。さすが文化都市。
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お店を覗くと、入り口からオーラのある本の数々が!
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その風格にへっぴり腰のまま入店した私は、高い鷲鼻に冗談かと思うほどずり下がったメガネをかけている店主のおじさんの風格にもやられ、帰ろうかと思いましたが、何とか踏みとどまりました。
古本屋のオヤジは、古樹のように静かか、鋭い眼光でかましてくるかの2つのタイプに分かれます。
明らかに後者のオヤジに大きな声でBuon giorno!と挨拶し(イタリアでは入店後にまず挨拶するのがマナー)、様子を伺いましたが、返事をし、じっとこちらを見た後、全く顔の向きと姿勢をを変えず手元の読書にもどりました。第一関門は突破です。調子の良い東洋人と思ったことでしょう。
さて、店内の書籍はそれはそれは凄いものばかり。何の本かさっぱり分かりませんが「ただ古いだけじゃない」感じが滲み出ており、ほころんだ革表紙や、すりきれたきつね色の書籍用紙を見るたびに、古書好きの私は思わず生唾をのみこんでしまいます。
気付くと、オヤジの視線が復活していました。

古本屋というのは不思議なものです。こだわりのあるお店は、店主が気に入った本しか置きません。
ということは、置いてある本は店主にとって一種のコレクションです。
ですから、その本を基本「売りたくない」のです。というと少し語弊があるかもしれませんが、店主にとっては、どんなやつが買っていくかがすごく気になるのです。

けっきょく私は、値段はもとより何の本かさっぱり分からず、エクスリブリス(蔵書票)の付いたカードを貰って帰ることにしました。
カードはオヤジのいるカウンターにあるので、最後に一言Grazie!というと、それはそれは渋い声で、何か立て続けに話されましたが、さっぱりイタリア語が分からない私はGrazie!Grazie!と満面の笑みで連呼し続け、最後まで調子のよい東洋人を演じながら店を後にしたのです。つづく。(縁人18号)
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2016年04月01日

西方見聞録L 本物と贋物

さあ、1年が経とうとしています!!
続きを書きますので、よろしくお願いします。


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これが何の写真だったかサッパリ覚えていない状態です。

ローマ編、でした。ローマと聞いて、「ローマの休日」がまず頭に浮かぶ人は多いのではないでしょうか。
その象徴といえば「真実の口」。もちろん行ってきました。

「真実の口」は、ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)の外壁、教会の正面柱廊の奥に飾られています。元々は下水溝のマンホールの蓋だったといいます。どんなセンスなんだと思いますが、海神トリトーネの顔が刻まれているということで一応納得。

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教会には長い行列ができていました。しばらく待つと・・・遂に・・・ご対面!

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思ったより、海神トリトーネの顔が大きく、何ともおだやかな表情でした。
一方で教会の売店に売られている「真実の口」グッズは、どれも何だかイヤラシい表情になっていてガッカリです。やっぱり、本家本元は違うのです。「気」があるというか。おお、よう来たなあ、まあ、写真とる?といって座布団を勧めてくれそうな大らかさがあります。

それに対して、
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ローマの三越店内にある複製品は残念です。オーラも何もありませんが、記念という事で写真を撮って満足されるのは寂しいですね。

自分も撮影していますが。(縁人18号)





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2015年09月30日

西方見聞録K 広場と噴水とおもちゃ屋と

こんにちは。ビールから日本酒の季節になってきましたね。縁人18号です。

さてローマ編、もうしばらくのお付き合いをご辛抱ください。
今回は、ローマの街を歩き回った際に見かけた風景を紹介します。

まずは、ナヴォーナ広場(Piazza Navona)。
1世紀に造られた「ドミティアヌス競技場」が元になっているそうです。
もう、1世紀では驚かない自分がいます。

さて、広場中央には、一時期イタリアの紙幣の顔にもなっていた天才 ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini)が制作したオベリスク、噴水があります。
「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛された彼の作品を激写してきました。
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「ムーア人の噴水」

こちらも同じ広場で撮った写真です。
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右側に、空中浮遊しているおじさんがいます。
いろんな人生があるものです。

さてさて、もう少し街を歩きますと素敵なおもちゃ屋さんを発見しました。
Bartolucciという木工玩具の専門店です。
かの有名な「ピノッキオ」の作者、カルロ・コッローディはフィレンツェ出身ですので、イタリアのお土産屋さんには必ずピノキオ人形が置いてあります。このお店はフィレンツェやヴェネツィアにも出店しているそうです。
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日本ではすっかり見なくなった「おもちゃ屋」ですが、やっぱりいいものです。
豊かな気持ちになるというか、ワクワクするというか、あの雰囲気は他ではない何かがありますね。
鼻の長い少年に楽しませてもらったひと時でした。

・・・というわけで今回はここまで。
次回も街歩き編が続きます。
ローマの古書店に突撃したお話をお楽しみに!
頻繁に更新しないと年内に終らないかも、と焦りはじめた縁人18号でした。
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2015年09月09日

西方見聞録J ローマで猫まみれ

縁人18号です。
わがカープ軍の成績とおんなじようにどんよりした日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

さてさて、ローマ2日目。
この日は天気が良かったです。
コロッセウムや、「真実の口」、あのザビエルの手が安置されている教会などをみて回りました。
割愛します!

今回注目したいのは、
ローマ旧市街中心の遺跡である トッレ・アルジェンティーナ広場(Largo di Torre Argentina)。
共和制ローマ(BC509〜BC27)時代の神殿が4つあったという場所で、巨大なポンペイウス劇場(Theatrum Pompeium)の一部もこの地にありました。
今も多くが地下に眠っているという、このポンペイウス劇場ですが、あの有名なユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が暗殺された場所とされる、舞台後方の列柱廊がこの広場で発掘されています。
写真右側にある6本の列柱の後ろ付近でブルータスら14名によって刺殺(暗殺)されたというから驚きです。ホントかいな・・・
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「ブルータス、お前もか?」と突然に眉間に力をこめて妻に言い放ってみたのですが、思いっきり無視されました。
妻の視線は、お昼ご飯にしようと見つけたピザ屋に一直線でした。
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お客がサイズを指定するシステムなのですが、言葉がうまく通じず、下敷きサイズのピザをベンチに座って食べました。

話がそれました。
このトッレ・アルジェンティーナ広場。
実はいま、野良猫のパラダイスとして有名なのです!
もともと野良猫が多かった地域らしいのですが、現在ではボランティア団体や野良猫・捨て猫保護センターが野良猫の去勢などの活動を行っているようです。
「遺跡にネコ」の情景が多くの観光客を癒しています。
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多くの観光ガイドで、
カエサル暗殺の地で、ネコさん安住の地 という何とも不思議な紹介のされ方をする場所です(縁人18号)



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